Cinema diary

映画日記

スリー・ビルボード  2017

スリー・ビルボード2017

一見は不思議なサスペンス。見終わった後はナニコレ?

なぜアカデミー?

だが知ってしまうとものすごい作品。

ある解説ブログを見て驚愕。

宗教と人種問題と複雑に織り交ぜた人間ドラマ。いやどちらかというと聖書を現代風にドラマ化した内容なのだとか。

キリスト教になじみがない日本人にはさっぱり理解できない内容。

登場人物のセリフや行動に違和感ありまくりの???の映画でしかない。

そこでも理解し解釈する人は想像力が豊かあんのだろう。

自分は逆にこの作品の所見で想像力のなさを思い知った。

言葉と行動を表面的にしかとらえることができない。

いやまず一義的に表面を理解しようとして、そこで腑に落ちるならその裏までを想像するに至らないのだろう。

自分に絶望する。

こうやって映画の内容を表面的にしか解釈してこなかったと思われる。

その映画の深みを楽しんでこられなかったのだろう。

宮崎駿の映画もそう。逆にあれは表面的に楽しむことを作者が意図しているのであろう。

『スリー・ビルボード』徹底解説|深読み探偵 岡江 門(おかえもん)|note

 

7.5