Cinema diary

映画日記

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島  2022

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 

 

ククルスドアンがかっこいい。

ファーストのオリジナルエピソードもなんとなく記憶にあるがいい話。

脚本は悪くはないがもっと心情を描いてもいいような気もした。

またファーストを最新の映像で見ると違和感を感じる。

ファーストのレトロ感があれはあれでいいのだろう。

なのでノスタルジックに鑑賞する感じではなかった。

鑑賞前はそれを求めていたのだが感動はなかった。

安彦監督だが、やはり作画と監督とはし転換点が違う。作画は素晴らしい。はやりストーリーの奥深さと見せ方だろう。

最新のファーストが見れたのは素晴らしいこと。でもスッキリしない消化できない感。

換算したバンドが復活するとうれしいが、実際の楽曲を聞くと少しがっかりする感。

あれに近いかも。

それは声優の交代によるものも大きい。

ほとんどのキャラクターがオリジナル声優でない。

それは仕方ないのだが、記憶は美化される。

よくよく考えるとオリジナルは43年前。

そう考えるとこの映画ができたことが奇跡か。

 

ただジオリジンは素晴らしかった。

それだけに欲張ってしまった。

でも執念で作り上げたのだろう。もちろんビジネスコンテンツとして強力だからこそなのだが。

またいつかファーストのリメイクが見たい。

6.5.