ククルスドアンがかっこいい。
ファーストのオリジナルエピソードもなんとなく記憶にあるがいい話。
脚本は悪くはないがもっと心情を描いてもいいような気もした。
またファーストを最新の映像で見ると違和感を感じる。
ファーストのレトロ感があれはあれでいいのだろう。
なのでノスタルジックに鑑賞する感じではなかった。
鑑賞前はそれを求めていたのだが感動はなかった。
安彦監督だが、やはり作画と監督とはし転換点が違う。作画は素晴らしい。はやりストーリーの奥深さと見せ方だろう。
最新のファーストが見れたのは素晴らしいこと。でもスッキリしない消化できない感。
換算したバンドが復活するとうれしいが、実際の楽曲を聞くと少しがっかりする感。
あれに近いかも。
それは声優の交代によるものも大きい。
ほとんどのキャラクターがオリジナル声優でない。
それは仕方ないのだが、記憶は美化される。
よくよく考えるとオリジナルは43年前。
そう考えるとこの映画ができたことが奇跡か。
ただジオリジンは素晴らしかった。
それだけに欲張ってしまった。
でも執念で作り上げたのだろう。もちろんビジネスコンテンツとして強力だからこそなのだが。
またいつかファーストのリメイクが見たい。
6.5.