Cinema diary

映画日記

シンドラーのリスト1993

シンドラーのリスト1993

 

非常に深く思い重厚な作品であった。そして3時間超の長編。

3時間超は長いが物語に入り込むと意外にその長さは感じなかった。

それくらい深みのある題材である。

 

特に昨今のウクライナロシア問題があり、非常に現実味を感じて鑑賞した。

残虐な行為は言うまでもないが、それを認めていた世の中の”空気”がそれをさせたのである。日本が戦争に突入したのもしかり。

物事や問題の本質ではないところの”空気”で進んで感覚がずれていく。この最悪のケースが戦争なのだろう。

ずっと鑑賞を温めていた作品。

ウクライナロシア問題は起こってはいけない出来事だが、この作品を鑑賞するタイミングとしてはよかった。この問題の最中にこの作品を見ることで感じ方が何倍も増幅した気がする。

 

6.5