秀逸な娯楽作品。
良点
・ストーリーと複線の回収など脚本。
・堺と香川の演技。
・メモすることを素晴らしさを表現している。
面白い。入れ替わるというありきたりなパターンを、ひねった脚本で興味を引くストーリーに仕立て上げている。
そしてコンドウのメモと、香苗の手帳。
ともにしっかりとメモをとる事、
計画を立てることが物事をうまく進めるために必要なこととして描かれている。
一方、桜井は全くの無計画、メモを取らない、計画を立てない。
広範少し計画みたいなものを立てるが杜撰。
これはただ書けばいいとしていない示し方なのであろう。
そしてコンドウの几帳面さ。気持ち悪いくらい。
ただ仕事も丁寧としている描写がある。
字も含めて邸内にひとつづつ理解し吸収していく姿は素晴らしい。
これが日本人のよいところなのだろう。(根性論ではない)
面白かった。
内山けんじ監督のあと2作品を次に見てみよう。
7.5