Cinema diary

映画日記

ミリオンダラー・ベイビー(2004)

エンドロールが始まった瞬間「ここで終わるのか!」と思った。
とにかく相当重い。
尊厳死の取り扱いは後半だが冒頭ナレーションから伏線がちりばめられている。
とはいっても前半のボクシング部分は後半のテーマに比べると長く感じた。
しかし監督の意図はボクサーとしての人生を丁寧に描きたかったのであろう。
それだからこそ後半のマギーの苦しみが感情移入できる。
まぁ色々思うところはあるが、受け取り方はその人の背景によって変化するものの、それぞれが意味を見出すことが出来る映画なのではないか。
正直いって個人的にはオスカー作品賞のレベルではないとは思う。
しかし重いテーマながら多様な受け止めができる映画なのであろう。

評価6.5点

アカデミー賞
2004年
■ 作品賞
■ 主演女優賞ヒラリー・スワンク

click(2006)

アダムサンドラ―、ケイト・ベッキンセール主演

 

ファンタジーだがそこそこ見れる。

仕事と家庭の両立がテーマ。

家庭の大事さを伝える映画。

自分はそう思っている。

綾乃の卒園式は行けなかったが…

 

子供の健全な精神を育てるには父親と母親の両方の愛情が不可欠である。

それを改めて感じさせてくれる映画。

 

評価7点

ボーンレガシー(2012)

面白かった。

ボーンが出ていないことで批判が多いが自分的にはかなりヒット。
まぁボーンシリーズのコンセプト的には変化していないから主人公が変わっただけのような気はするが。
しかしなんと2016年にボーンが帰ってくるらしい!
これはこれで楽しみ。
5作目の鑑賞前に、それまでにボーンシリーズを見直しておかないとならない。
4作目はその時点では外伝的なストーリーではあるものの、おそらくこれもストーリーに絡めてくるに違いない。
CIA関連のえら様も誰だ誰だかわかんないとストーリーの入りでおいてかれちゃう。複雑になってきたので整理しておかなければならない。

砂の器 (1974)

砂の器 (1974)

桑原会長におすすめされて鑑賞。

確かに秀逸な映画。
松本清張の原作だが、原作プロットより映画版のほうがスッキリと納得できる設定に変更されている。
ハンセン病の背景が、この映画のすべて。
それがこの物語のすべてである。
したがってリメイクが評価されていない。
そこが設定変更されているから。