機動戦士ガンダムSEED DESTINY (2004~2005)
全50話。長かったけど楽しめる作品だった。
うざキャラも多いけど人間の業を問い続けるのは見応えがあった。
SEEDも destinyも従来のガンダムシリーズの常識で見ると違和感がすごくある。なぜなんだろうと何となく感じてたが、それが分かった。脚本家が女性であること、そしてほぼ新人であることが、このストーリーや構成、世界観に繋がっている。
モビルスーツにあまり触れない、兵器が大雑把、女性がやたら多い。そしてだいたいカップルになっている、設定やストーリーの説明がない、極め付けは美男子キャラ。
まぁオトコだとこうはいかない。やはり女性視点のガンダムとして描くとこうなるんだろうと納得が行くし、これはこれで面白い。
誤解を恐れず言うと「都合の悪いところは自分のいいように解釈、設定して必ず自分の心地よいところに着地するする」女性のこの根底にある特性が非常に出ている作品と感じた。否定する訳ではない。
ファースト世代にもオマージュが散らばらられており好感持てる。
もうちょっと設定とストーリーの説明があるとなお良しだった。
8.0