Cinema diary

映画日記

言の葉の庭 (2013)

言の葉の庭 (2013)

新海誠監督の作品。

良かった。最初は映像に引き込まれたが、中盤からぐっとストーリーに引き込まれた。

アプローチはイレギュラーだが、生徒が先生に恋心を抱くパターン。

どう落とすかと思いきや、やはりあいまいにする手だった。

そうしないとみる人にとって拒絶反応が出る。

彼彼女のキャラクターからしても納得はできる、ストーリー的に全く違和感を感じない。

唯一違和感を感じるところはユキノ先生が27歳の設定になっていること。

ひとまわり違う。これは暗に最終的にこの年の差だから一緒になることはないメッセージなのか、大人の女性に惹かれるプロットとしてなのか、そこがまだもやもや感が残る。25なら「10歳差か…イケるね。」となるのだが…

そして主演ふたりとも声優が素晴らしい。ジブリの声優の演出に似ているが、策人の性質上非常にマッチしている。

いづれにしろ40数分に凝縮されているため、もう一回見直して、新たな気づきを得たほうがよさそう。

なんか短い作品なのにいろいろ書くことがある興味深い作品。

とてもよい作品でした。

今年鑑賞のトップ3入り

 

評価点8.0点