Cinema diary

映画日記

クラッシュ (2004)

クラッシュ (2004)

 群像劇。
相当な人間が関係するストーリーだが最後は全員着地させている。
ややストーリーが難解だが。

人種差別がテーマのひとつとなっており、アメリカの暗部を垣間見える。
そこを理解しているとさらに物語に入れるのだろうが、日本人には複雑かつ、うまくキャラクターの心の揺れを描いた群像劇としか映らないのでは。
その理解度の深さの違いがアカデミー作品賞と納得できるか否かであると思う。

しかしながら群像劇は好みであるため秀作だと受け止める。

しかし人にお勧めできるかというとそうではない映画。同じくポールハリスのミリオンダラーベイビーもしかり。

でも透明なマントで救われた女の子のシーンには号泣した。 
ここが一般的な唯一のみどころかな。
 

あとサンドラブロックがきれいだった。

評価点 6.5点