マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 (2011)
伝記にしてもつまらん。
評価点3.0
英国王のスピーチ (2010)
良い映画であったが、惜しいって感じ。kingのking感がかなり少ないため重みをあまり感じられなかった。
また過去のトラウマからの克服を描いてないから物足りない。
しかしメインとなる脚本とキャストの素晴らしい演技で釘付けになった。
アカデミー作品賞受賞しているが、作品賞までかと言われると少し微妙ではある。
評価点 7.0
ジェイソン・ボーン (2016)
久しぶりのボーンシリーズ。
相変わらずのスタイリッシュなアクション、カメラワーク、そしてジェイソンの細かいタクティクスが小気味いい。悪く言うと代わり映えしないが…
でも単純に面白い。ストーリーも今作は割とシンプルで難しくない。
ただ少しシンプル過ぎる感はあるが。
このマンネリ感を続けるのもある意味伝統、シリーズの宿命。
面白いことは間違いない。
評価7.0
機動戦士ガンダムSEED <TV> (2002~2003)
かなり面白かったです。
面白いとは聞いていましたが、キャラデザインが美男子美少女すぎて敬遠してました。視聴が終了し、完全に食わず嫌いであったことが判明しました。申し訳ありませんでした。
ストーリーは◎。ファーストのオマージュではあるものの、序盤はどこかで見覚えのある展開や、戦闘シーンのワンパターンから少しダルい感じはあったのだが、中盤から物語が怒涛の展開。目をそらせない。最後のエンディングは消化不良感があるが、納得のいく結末であり、続編があるから良しとする。
そしてこの作品の優れた点のひとつ、声優。キャラデザは最後まで違和感があったが、それを帳消しにするほど声優陣が素晴らしい。キラとカガリ以外。特にアスラン!キャラもいいが声優が素晴らしい。
あえて残念な点、MS。この作品ではモビルスーツは重要な意味を持つが視聴者からするとどうでもいいレベル。だいたい敵軍のをお互い奪取しあっているだけ。視聴者も愛着がわいてこない。ここが自分のガンダム観と相まみえる。せめてもう少しモビルスーツの説明や描写があってもよかったかとは思う。ただこの作品のMSは美しくない…
その他としてはちょっとエッチシーンとかあったり、残虐なシーンがあったり、我を忘れて感情を表に出したり、表層上の戦争アニメじゃないトライをしていて人間味のあるドラマになっている。ただ死んだと思っていたら生きていたが多すぎる。
全体としては非常に楽しめる作品であった。
また見てもいいレベル。
評価点8.0点
AmazonPrimeにて視聴。
わが青春のアルカディア (1982)
評価3点
ハーロックととちろーとの出会いのエピソードやエメラルダスとの関係、海賊ハーロックの生まれた経緯などを描いているが、とにかく面白くない。
それそれ「へエー」と思うところはあるが脚本と音楽が残念。2時間10分あるがまったく集中できない。ハーロックという素材を生かし切れていないことが非常に残念。
以上
シン・ゴジラ (2016)
まず最初に。
意外に面白かった。
ゴジラシリーズは鑑賞したことがなかったので、過去の作品と比べようもないが、SFものだが非常にリアリティがあって入り込めた。
ゴジラの登場シーンは意外と少ないため話題の政府意思決定のフローを描いているところが面白い。
内輪の問題に絡め外部からの圧力や内乱。様々な角度から描かれていて興味深い。
庵野監督はエヴァですでにこの辺りは描いているのでお手のものだったのだろう。
使徒がゴジラに置き換わっただけのこと。
この日本のお堅い組織と自分のことしか考えない政治家で社会を風刺しながら、日本の良いところ、「チームで戦う時の結束力」を見事に絡めている。
中盤はすごく盛り上がるのだが、初めにそれぞれのキャラの立ち位置や人柄が描き足りないからやや導入は戸惑う部分と。
エンディングが少し物足りない。
でもすごく印象に残る映画だった。
7.5点
君の名は。 (2016)
めちゃくちゃ面白くて泣ける‼
事前情報、期待せずに見たのが本当に良かった。
間違いなく今年一番。
「○○もの」とよく言うが、これは沢山の○○が入っている。
タイムトラベルもの、入れ替わりもの、夢でしたもの、切ない高校生恋愛もの、
隕石もの。
これらが見事に融合している。
順番は
入れ変わり、夢、タイムトラベル、隕石、恋愛。
それぞれが、そのセクションごとにしっかりとストーリーがあり、飽きさせない。
新海監督のことなので最後は超切ないエンディング何だろうなぁと思っていたらハッピーエンド!
この監督のハッピーエンドは初めてじゃないのか。
秒速5センチのあの苦しいエンディングからすると天国だ。
この映画見るとやっぱり映画はハッピーエンドじゃないと、と思うわ。
これがすれ違ったままのEndだとこんなにヒットしないだろう。
ただタイムトラベルにありがちの破たんは少し見られる。
それも夢だから忘れたと、組糸の絡まったりほどけたりの理論でぶっ飛ばしている。
まあそんなことは突っ込まずにいると楽しめる。
三葉はそんなにカワイイ顔に描かれていないけど、声優の好演もあり非常にキャラがいい。タキも声優もいい。
帰国してからネットで色々見てみよう。
監督は宇宙と星が好きだね。
謎 隕石落下は2013年10月4日
・隕石が落ちる直前に双方が流した涙。
・二人は結局同い年?みつはが3つ上じゃないか?
・タキが隕石が落ちた3年後に隕石が落ちる前のみつはと入れ替わっている。でいいのか?
・時を超えた入れ替わり?たき側は2016年。みつは側は2013年。
・メールが切れるシーン。あれは何を意味する?
・たきはご神体で目覚めたときから隕石被害がない現在に変わったのか?
・会いに行ってタキが覚えていないから髪を切ったんだ。
・そして再度入れ替わるときは彗星当日あさに戻った。その朝目覚めたときは髪がすでに切れている。
・2016年10月3日(月)デートの日。
2016年10月4日以降は入れ替わりがなくなった。
・一回目の2013年10月3日(木)みつはは学校をさぼって東京でたきにあう。戻ってきて髪を切る。
・一回目の2013年10月4日(金)失恋のショックから学校をさぼる。夕方祭りに行って隕石落下。
・「かたわれどき」?だけ入れからっていた。日が落ちたら消えた。マジックで手に書くシーン。最後のシーン
・そして滝の夢が覚めてみつ葉を忘れた。そこで意識を回復したときすべてを忘れてみつはが生きている新しい世界が始まっている。
・2回目の2013年10月4日(金)朝入れ替わっている。たきはいともり。みつははご神体のところ。
・2013年10月4日(金) 祭りの日、
9.0点
おおかみこどもの雨と雪 (2012)
やっと鑑賞。
鑑賞前に「花の家」を見学してきたが、
ほんとにあの家が描かれていた。
鑑賞後に見るともっとシーンが思い浮かんで楽しめると思うので、もう一回いきたいな。
物語はスムースに入っていきスムースに終了できた。
子育ての大変さと、母の強さと子どもの自立を中心に、きれいな映像と支えながら暮らしていく人間の温かみとともに落ち着いたトーンで仕上げている。
すごい納得感あり。
評価点6.5点
秒速5センチメートル (2007)
むうぅ…
ラストが…
恋愛における男と女の違いがはっきり描かれている。
やはり恋愛において男はバカだ。
いわゆる「女は上書き、男は別名保存」
あと男のほうが女々しいということ。
まあ切ない系の映画であるが、この監督、やはり全体通してストーリーの情報が少ない。従って原作ないし小説で情報を補完しないと映画だけではしっくりこない。
これは「言の葉の庭」と同じこと。
しかし映像は素晴らしい。(人物はいまだに違和感があるが)
評価点 5.0点